ぎんなんの煎り方はフライパンが正解!殻割りの代用裏技と翡翠色の秘訣を完全攻略法
下準備が整ったら、いよいよフライパンでの塩煎りに入ります。フライパン調理の最大の魅力は、塩のミネラルが殻を通してじんわりと染み込み、熱された塩が遠赤外線のような効果を発揮して、ふっくらもっちりとした極上の食感に仕上がることです。
用意するものは、下処理してヒビを入れた銀杏20〜30粒と、粗塩(大さじ2〜3程度)です。フッ素樹脂加工のフライパンでも調理可能ですが、塩の摩擦によるコーティングの劣化が気になる場合は、鉄製フライパンやアルミホイルを敷いたフライパンを使用すると安心です。
重要なのは翡翠色に仕上げる火加減です。強火で一気に熱すると殻だけが焦げて中身が黄色や茶色に変色し、パサついた仕上がりになってしまいます。火加減は終始「弱中火」をキープしてください。フライパンに銀杏と粗塩を同時に入れ、木べらで混ぜるか、フライパンの柄を持って円を描くように揺すり続けます。
煎り時間と加熱目安は、弱中火でおよそ6〜8分です。加熱が進むと殻の割れ目から湯気が立ち上り、銀杏独特の香ばしいアロマが漂い始めます。割れ目の隙間から覗く実が、透明感を帯びた鮮やかなエメラルドグリーン(翡翠色)に変わり、殻の表面にほんのり焼き色がついたら完成の合図です。火を止めた後、余熱で火が通り過ぎると色が黄色く退色してしまうため、手早く皿やバットへ取り出しましょう。